[WCS2017] ぴかちる仁王立ちエンド(アローラの姿)

※身内ネタで申し訳ありませんが「ぴかちる」はカビゴンのことです。詳しくは福井オフに来てください(宣伝)

ポケモン 技1 技2 技3 技4 特性 持ち物
カビゴン 恩返し 十万馬力 のろい リサイクル 食いしん坊 フィラの実
キュウコンR 吹雪 フリーズドライ オーロラベール 守る 雪降らし 気合の襷
ウインディ フレアドライブ 神速 ワイルドボルト インファイト 威嚇 拘り鉢巻
カプ・レヒレ 熱湯 濁流 ムーンフォース 吹雪 ミストメイカ 拘り眼鏡
カプ・テテフ サイコキネシス ムーンフォース マジカルシャイン 挑発 サイコメイカ 拘りスカーフ
ガブリアス 地震 毒突き 炎の牙 守る 鮫肌 ジメンZ

■構築経緯■
WCS2017、所謂アローラダブルでは、土地神ポケモンを筆頭に強力な特殊攻撃とフェアリータイプの多い環境です。
それらに相性が悪いことや、そもそも強い格闘タイプのポケモンがアローラにおらず、パーティーの6匹の中に1匹も格闘タイプがいないことがよくあります。
そこで、特殊に対して滅法に強く、弱点が格闘のみのカビゴンに注目。
わりと似たような環境であった6世代の「シンオウダービー」ルールで、壁+のろいカビゴンがとても強かったので、当時の構築をアローラ風にカスタマイズしました。
http://d.hatena.ne.jp/bicho5296/20160904/1472997159

今作では「オーロラベール」という霰状態でのみ使用できる1つの技で両壁を貼れる技が追加されたので、壁貼り役にアローラキュウコンをチョイス。
キュウコンと相性が良く、特性ミストメイカーで他のフィールドを打ち消して火力を削ぐことができるカプ・レヒレ
威嚇で相手の物理火力を落としながら強い決定力を持つウインディ
元々拘りアイテム持ちで採用されることが人気の2匹ですが、今回も壁構築で不足しがちな決定力を補うために拘り持ちで採用です。
ヒレは癒しの波動、ウインディは鬼火、バークアウトなどエースを立てるために有効な技を覚えますが、そんな悠長なことしてるとそのうち急所に当たって負けるのがオチでしょう。

ここまでの4匹で最も多い基本選出が決まり、残り2匹で自然な形で穴埋めできるポケモンを探すことに。
まず、環境トップのカプ・コケコに薄いので、もう1つのフィールド上書き要因としてカプ・テテフ
後出しからコケコを縛る動きがしたいので拘りスカーフを持たせた。
最後に電気の一貫を切りつつ、カビゴンの障害となるウインディアローラベトベトンを上から一撃で落とすためにジメンZガブリアスが入りました。


■立ち回り■
最も多い形はこれ。

相手に霰以外の天候要因がおらず、キュウコンオーロラベールができそうなら大抵先発キュウコンです。
隣はカプ・レヒレが最も多いですが、相手によってガブリアスウインディもそれなりに出します。
オーロラベールを貼って拘り高火力で雑に殴り、頃合いを見てカビゴンを出してのろいを積んで突破されないようにしてしまえば勝ち。

相手に天候要因がいたりなどでキュウコンが先発に置き辛い場合は定番のレヒレウインディ

対晴れと対砂はオーロラベールと天候を諦めてそもそもキュウコンを選出しないということもありますが、対雨は天候上書きできないとキツイことが多いので裏にキュウコンがほぼ確定。
カビゴンオーロラベール無しで出して雑に扱っても普通に強いので、相手に打点が少ないなら出します。

対コケコライチュウは、上から殴られっぱなしになるのは辛いので後発にスカーフテテフを置いて切り返します。

先発にガブリアスを置いておけば流石に無視は出来ずめざ氷やマジカルシャインを撃たざるを得なくなると思うので交替が容易です。
霰ダメージが入ればカプ・コケコが襷を持っていても潰せますし、キュウコンも動きやすいです。
再戦の場合は択になりますが、ガブリアス地震が通ってしまうとアドは大きいのでこちら有利な択でしょう。

対トリル、コンボ系(イーブイドーブルなど)には、サイコフィールドで猫騙しを無効化しつつ火力を押し付けられる並び

様々な構築で見られるテテフウインディの並びは、エスパーZ+特殊ウインディなども多く綺麗な並び。
テテフの横はガブリアスライジングランドオーバーを押し付けるのも良いです。


■個別解説■
カビゴン@フィラの実
262-130-103-x-165-31

とにかく居座って詰めることが目的なので耐久にぶっぱ。HPは怒りの前歯を受けてフィラが発動するように偶数であることは必須。16n-2にしたかったが、254だとH