ASIA CUP SPRING 2014 日本代表決定戦レポート

先日、Rさん主催のもとに行われたPOKEMON ASIA CUP SPRING 2014 日本代表決定戦のレポートです。
http://d.hatena.ne.jp/R_justice/20140330/1387891402

ルールはカロスダブルで、約150人規模のオンライン大会。予選16ブロックからの2位抜け32人決勝トーナメントでした。
日本代表にそこまで興味はありませんでしたが、次週に北陸オフが控えていて、カロスダブルの対戦経験が全然足りてなかったので、このような大会で強い人と数戦回せることに魅力を感じてなんとなく参加しましたが、運も味方しベスト8の日本代表枠どころか優勝することができました( ̄▽ ̄)
(なお、本気で望んだ北陸オフは予選1位抜けしたものの、決勝トーナメント1回戦にプレミと多少の運によりボロ負けした模様)


使用パーティーはこちら
ボーマンダ ガブリアス フシギバナ 火ロトム マリルリ ギルガルド

詳細はそのうち気が向いたら書きます。
基本コンセプトはメガフシギバナを軸にしたスタン構築で、サイクルを回しながら最終的にメガフシギバナギルガルドのどちらかで相手を詰ませることを目標に立ち回ります。
メガフシギバナは耐久お化けで、特性厚い脂肪により弱点が飛行とエスパーしかなく、エスパーで殴ってくるポケモンは殆どいないので基本的にファイアローと眼鏡サーナイトに気を付ければそう簡単には死にません。
よって周りはフシギバナとの相性補完。また、殴り合ったら勝てないメガシンカのメジャーなガルーラ、クチートリザードンプテラに強くなるように組みました。


以下、対戦レポート
相手パーティーの()内は非選出、下に自分の選出を書きます。

予選はKブロックで、7勝1敗の1位抜けでした。全部書くと長くなるので省略しますが、負けた1戦はVSあおさんで、最終的に択ゲーになって負けました。
択ゲーになる前のターンにプレミしたと思っていましたが、別の行動をとっていたところで運要素を考えると結局ほぼ五分五分のゲームだったので別にプレミではなかったと思います。


決勝トーナメント1回戦
ベテさん
BV:86PW-WWWW-WWW6-3AE2
ボーマンダ 水ロトム シャンデラ ガルーラ (クレッフィ サーナイト
ボーマンダ フシギバナ ギルガルド ガブリアス

メガフシギバナが動きやすそうだったので積極的に初手に出していく選出。マンダ水ロトムvsマンダフシギバナで完璧に出し勝ちました。
とりあえず水ロトムは何も出来なさそうなので、マンダをギルガルドに戻して相手マンダに眠り粉。ロトムは守り、流星をガルドで受けてしっかり眠り粉が入る。
2ターン目はギルガルドが身代わりを貼りつつ、水ロトムギガドレイン。マンダが引っ込んでシャンデラが出てきて、フシギバナより先にロトムが動いてギルガルドに鬼火を入れられる。
3ターン目にシャンデラのすり抜け警戒で1度ギルガルドを守らせてシャンデラに眠り粉を撃ったのですが、身代わりを貼られてしまって完璧にアド損。
そのあと、小さくなるを積まれて中々攻撃が当たらず苦戦。この時、メガフシギバナシャンデラに向かってヘドロ爆弾を撃っていますが、毒技がゴーストタイプにいまひとつということを知りませんでした()身代わり割れると思っていました。
そこからは、シャンデラばかりに気を取られているわけにもいかないし、シャンデラも攻撃技が熱風だけのようなので後回しにして他のポケモンを潰していく方針に変更。
受け回してメガガルーラも無事処理し、最終的にメガバナマンダガブvsシャンデラの場を作る。
何度も攻撃を避けられつつも、最後にガブリアス地震がヒットし勝利。
もしここで避けられ続けていたら、シャンデラの熱風16発ではメガフシギバナ光合成8回を削りきれないので、16発撃って火傷が入らなければ最終ターンに光合成を撃ってHPMAX同士の最大HP差による判定勝ちという泥試合になるところでした。


決勝トーナメント2回戦
ジュニオさん
BV:YSEG-WWWW-WWW6-3AE9
ボーマンダ キリキザン バンギラス ファイアロー (サーナイト ギルガルド
ロトム マリルリ ガブリアス フシギバナ

相手パーティーを見て、特徴的なメガシンカポケモンが1匹もいなかったので、多分メガバンギラスの構築だろうと予想しました。
竜舞を許してしまうと対処するのが非常に困難になるので、極力隙を見せないようにすることに気をつけました。
全体的にガブリアスが刺さっているのですが、初手に出してもどーせマンダに威嚇を貰うだけなので後発に置きました。
初手はマンダキザンで、火ロトム→キザン、マリルリ→マンダと、下からではありますがいい感じに縛れています。勝手に腹太鼓警戒してもらえると嬉しいなと思いつつ、マリルリ方向にドラゴン技は飛んでこないのでこちらをガブリアスに交替し、スカーフ警戒でマンダに電磁波。
相手はキザンの不意打ちとマンダの流星群の集中でロトムを落としにかかってきたので、珠流星を耐えて電磁波を入れることができました。
2ターン目は、ガブがキザンとマンダをそれぞれ地震とドラクロで縛っていて、なおかつ相手パーティーガブリアス地震を受けれるポケモンがいなかったので、マンダは居座るしかないと思い、マンダにドラクロ、キザンにオバヒ。キザンのアイヘでガブを半分ほど削られてしまいましたが、2匹を処理することに成功。
そして裏からファイアローバンギラス
ガブはアローのブレバで縛られていますが、すぐに退場するよりかは時間を稼げたほうがいいので、一旦守る。ロトムはバンギの雪崩で死ぬHPでしたが、倒れたら裏からマリルリを投げればいいし、それより竜舞されるのが1番まずかったのでバンギに電磁波。
バンギがメガシンカし、竜舞されましたが、電磁波が入ったので、あとは後ろでメガバンギを処理して勝利。


決勝トーナメント3回戦
たるとさん
BV:FG3W-WWWW-WWW6-3AEY
ガルーラ サーナイト ファイアロー ガブリアス (ボーマンダ キリキザン
ガブリアス 火ロトム ギルガルド ボーマンダ

初手はまずまず。とりあえずもしサーナイトがスカーフだと何もせずにガブリアスが死ぬので安全にギルガルドに交替、ロトムは猫+シャイン?を受けたくないので守る。サーナイトムーンフォースではなくシャインを撃ったので眼鏡だと断定。
2ターン目は相手サーナイトが引くのは目に見えていて、ガブリアスが出てくる可能性が非常に高いのでロトムボーマンダに交替したかったのですが、もしここで後発キリキザンというイケメンプレイを決められたら負けるので、弱気にガルーラに電磁波。やっぱりガブでしたがまぁしょうがないね。
3ターン目はキザンの可能性がほぼなくなったのでマンダを出しつつラスカでガルーラを殴る。
4ターン目はガブが引くのは目に見えてるし、ガルーラを仕留めたいのでガルーラを仕留めようと流星群を撃つが外れる。
なんでガブ方向にシャドボじゃなくてラスカを撃ったのか忘れましたが、ファイアローに受けられてめんどいことに。
5ターン目、まだマンダを失うわけにもいかず、ブレードフォルムでは不意打ちも怖いのでキングシールド&ロトムに交替でブレバを受ける。
6ターン目はアローの10万をガブに受けられるのが目に見えていたのでガルドでシャドボをアロー方向に撃ち、ロトムがガルーラを10万ボルトで削る。
そのあとはここまで来ればあとは温存しているガブリアスでぼっこぼこに出来ると思ったので、誰かを捨ててガブを出すために適当に安定行動をとって勝利。


決勝トーナメント準決勝
カントナさん
BV:7FAG-WWWW-WWW6-3AEJ
プテラ キリキザン 火ロトム ゴチルゼル (クチート カラマネロ
ロトム マリルリ ガブリアス ギルガルド

キザン+カラマネロとか絶対マンダ選出できないw
とりあえず全体的に水の通りがよく、初手に出てきそうなキザンとカラマネロ両方に打点のあるマリルリを初手に置き、あとは全体的に動きやすそうな火ロトムを添える。
先発は上から攻撃されて怯む可能性が怖いですが、一応は相性が良いはずの対面。プテラ雪崩キザンアイヘで完全にマリルリを止めに来ていましたが、マリルリが雪崩を避けて滝登りでプテラを落とし、火ロトムも動いてキザンに10万を入れる。確か後ろがゴチルクチートだった時にオバヒ撃ってCダウンするのはまずいし、襷の可能性も高かったから10万にしたんだと思う。
後ろから火ロトムが出てきて、マリルリを捨てるか迷ったが、とっておけば最後にアクジェで仕事できるかもと思い、ガブに変える。鬼火が飛んできてどんまい。
あとは火傷していようが、ガブは雑に扱ってもいいポケモンだったので雪崩でゴリ押す。相手ロトムが怯みまくる。そのまま勝利()


決勝トーナメント決勝
もょもとさん
BV:G8HW-WWWW-WWW5-UCAC
ツイキャス:http://twitcasting.tv/bicho_5296/movie/42615880
1戦目
コジョンド オンバーン リザードン ギルガルド (ガブリアス 水ロトム
フシギバナ 火ロトム ギルガルド ボーマンダ
2戦目
オンバーン リザードン ギルガルド ガブリアス
ボーマンダ フシギバナ 火ロトム ギルガルド

※1戦目こちら有利エラーにより、こちらが1ポイント選手でのマッチ戦という形になりました。
まず1戦目から
パッと見マンダとフシギバナの初手でいいように思いましたが、オンバーンのスカーフの可能性を考えて控えました。
とりあえず誰が来ても不利にはならない火ロトムフシギバナを並べました。オンバーンの眼鏡暴風が若干怖かったですが、晴れパでそれはないだろうと捨てていました。
初手はどっちに猫が飛んでくるかわからなかったので両方動かし眠り粉と電磁波。バナが動きましたが、オンバーンがなんとラム持ちで失敗に終わる。
2ターン目はバナを失うわけにはいかないので、ギルガルドに下げながらロトム電磁波。ロトムが雪崩で怯む。
3ターン目はガルドで身代わりが貼りたかったが怯む、しかしコジョンドに電磁波を入れることには成功。
あとは適当に受け回しつつ、相手がギルガルドの身代わりを割れない状況を作り、交替で出てきたリザードンに眠り粉を入れてHP赤まで削ったところでエラー。
リザードンが交替で出てきたターンは本来コジョンドを引っ込めてオンバーンは守る予定だったらしいのですが、オンバーンは前のターンで守っているし、流星群でC下降していて、ギルガルドは身代わりまで貼っているのでどちらにしろ有利だったと思います。
エラーのターンはリザードンが起きたとしても、バナを火ロトムに変えて受けていたのでどう考えても勝ちということで、1勝頂いた状態でマッチ再戦ということになりました。

2戦目
オンバーンがスカーフでも襷でもないということが割れているので初手にマンダを投げました。
相手の初手がオンバーンリザードンだったので両縛りの状況を作れました。
どちらを殴るか考えたところ、オンバーンがマンダを下からでも落とす手段を持っていて、なおかつ前の試合でフシギバナが散々眠り粉を見せていた、オンバーンはラム持ちという情報から、こちらはオンバーンに流星、リザードンに眠り粉が安定なんじゃないかと思うのではないかと考えました。
そうした場合、流星を拘ったCダウンした状態でリザードンギルガルドと戦わなければならず、これが1番まずかったことと、安定の両守るをされた場合にリザードンをフリーにするのがこちらとしては1番面倒だと感じたため、守られてもエッジで拘っておいたほうがいいという理由からリザードンにエッジ、オンバーン方向に眠り粉をしました。危ない賭けではありましたが、おそらく最善だったと思います。無事予想通りに動いてくれて、1ターン目で殆ど勝負を決めることができました。
あとは、相手のギルガルドへの打点をキープしつつ、残りのポケモンを処理していき勝利。
前歯とガブリアス地震急所集中を耐えたメガフシギバナ


そんなこんなで150人規模の大会で優勝することができました!
本命の北陸オフは情けなく負けてしまいましたが、自分のミスを反省し、アジアカップ本戦も頑張りたいと思います!